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個人的嗜好のレベルで不景気を実感した

地元の本屋さんが会社更生法を申請しました。

ああああああああああああああああああああああああああああああ。



紀伊国屋に続いて丸三もかブルータス!!!
紀伊国屋の時は跡地にジュンク堂が入ったから、書店供給力(?)的にそれほど気になりませんでしたが(酷)、今回はどうなるんだー!

個人的な嗜好により、本屋さんが潰れるのは悲しい……
本屋さんが…
ああ本屋さんが…


数日前に香川の穴吹工務店が倒産したと聞いて驚いたのに、どうなっているのでしょう。
民主党は「政権交代こそが最大の景気対策」って言ってたのに!!(涙)
日本だけ株価は下がってるし、失業率もあがりそうだデフレ宣言出るし、ああ…暗いニュースばっかりだ……;;




閑話休題。
ぱらぱらと十二国記「華胥の幽夢」の中の「華胥」という短編を読んでおりました。


華胥の幽夢―十二国記 (講談社文庫)華胥の幽夢―十二国記 (講談社文庫)
(2001/07)
小野 不由美

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砥尚という王様の遺言が「責難は成事にあらず」でした。
意味は「人を責め、非難することは、何かを成すことではない」そうです(本文より)。

この砥尚という王様は、前の王様が愚策を行い国が荒れたので、その状況下で同志を集め王を糾弾し、紆余曲折あって新しい王様になりました。ですがその、前の王様より酷い状況になってしまいます。

(ホワイトハート版307ページより)

「国を治めるということは、政を成す、ということですよね。砥尚さまは、いかに成すべきかを考えなければなりませんでした。どんな政を布けばいいのか、国をどう治めるべきなのかを考えて、国のあるべき姿を求めなければならなかったんです。……でも、砥尚さまは、本当にそれを考えたことがあったのかな」

…(略)…

「国はこうあるべきだ、と謳っていましたよね。私も聞くたびにうっとりしたものです。でも、いまになって思うんですよ。それは本当に砥尚さまの理想だったのかな、って。……いいえ、きっと理想ではあったんでしょうね。けれどもその理想って、ひょっとしたら、ただひたすら扶王(※前の王様)のようではない、ということでできてたんじゃないかなって思うんです」

…(略)…

そう――正道は自明のことに見えた。なぜなら、扶王が道を失っていたから、扶王の行いは即ち悪だと明らかだったからだ。朱夏(※主人公、砥尚の部下)らは夜を徹して扶王を責め、国のあるべき姿を語り、華胥の夢を育んだ。確かに、扶王を責めることで、その夢は培われたのだ。最初は曖昧でしかなかったものが、扶王の施政に一つ粗を見つけるたびに、具体的なものになっていった。扶王が行ったことなら、行わなければいいのだ。――そう短絡すれば、確かに正道を見出すことは容易い。
 安直な確信に基づく二十余年、砥尚と共に築いてきた王朝は、扶王の王朝より脆かった。


この本が出たのが2001年、小野不由美先生は確かに天才だと思いました。


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