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ああ越えられない食文化の差


以下、先日見た夢の話注意。

私は家族で旅行に行き、大阪府警の地下駐車場にひとまず車を停めました。
(夢の中なので「ひとまず」で停められるトコじゃねーだろという突っ込み却下)

「よーし、観光に行こう!」とすると、「ちょっと待って大変なことになりそうなの」と呼び止められます。

何故なら、とある、お好み焼き職人が事故を起こしてしまったのです。

トラックいっぱいのお好み焼きの粉とキャベツともやし、
意識不明のお好み焼き職人。
(着ている着物に大きく「お好み焼き」と書いてある点から推察)

「お好み焼きを…お好み焼きを500人分焼かなくては…!!
とうわごとを繰り返しています。

500人分のお好み焼きの注文、
倒産寸前の店が助かる大きな仕事であり、
同時に彼がお好み焼き職人として世間に認められるチャンスだったのです。
(なぜそんな事情が分かったのかは夢の中なので不明)

そうだったのか、ならば皆で手伝おう!何とかしよう!!
そして続々と集まる大阪府民。
さすが人情の町、大阪。
勿論我々家族も協力。

海老をタコをイカを餅を入れ、次々と焼き上がるお好み焼き。
広い会議室に運び込まれるホットプレート、ボウル、さい箸。
「チーズを入れると美味しい」「そんなのは邪道だ」と喧嘩腰になりながらも、共同作業から生まれる愛と友情。
キャベツとお好み焼きの粉を混ぜて、重いボウルを持ち上げ、ざーっとホットプレートに流し込み、なんとかヘラでひっくり返します。
お好み焼きと人々の熱気が頬を焼きます。


そして…
お好み焼き職人が目を覚ましました。

「もうこんな時間!?今から500人分のお好み焼きなんか、焼けるわけがない!」

しかし、病室を出た彼の眼に映ったのは。
既に焼き上がった、500人分のお好み焼きと、やり遂げた顔の大阪府民たち。
「これを持って行ったらええ」

多くは語らず、ただ義理と人情にあふれた大阪府民のまなざしが、温かくお好み焼き職人を包んでいます。

「………」

お好み焼き職人は少し無言で。
静かに流れ落ちる心の汗をぬぐい、そして。

「…みんな、ありがとう。じゃけどのお…




そう、彼は広島県民だったのだ。




変な夢を見てしまった。



この記事に対するコメント

すごい

すごい。話を創れる人って、夢もそうなんですね~。ちゃんと、見せ場も落ちもある。

【2010/04/17 16:17】URL | key1N #-[ 編集]

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